ディスクブレーキとは

ディスクブレーキの仕組み

ディスクブレーキは、回転体の側面や外周の一部に外部から圧力をかけ、摩擦力によって制動を行う仕組みで、ディスク面が空気中にさらされているため放熱性に優れ、高効率かつ安定した制動力を長期間維持できるのが特長です。その特性から張力制御にも適しており、円板を介して回転を制御するほか、直線運動の制御や静止物体の保持にも活用されています。さらに、既存の機械へ容易に追加設置できるうえ、保守も簡単に行えるため、幅広い用途で採用されています。

友信の小型ディスクブレーキの特長

ブレーキにより停止させたり維持したい対象物にブレーキを取り付けるとき、取り付け可能な空間には制約がある場合がほとんどです。
小型ディスクブレーキは、空間に余裕がなくても取り付けできる可能性が高まり、大きな制動力が必要だが空間に余裕がなくても複数の小型ディスクブレーキで大きな制動力を得ることができるというメリットがあります。
最も小さな製品は卵一つ分の大きさ。様々なニーズに対応できます。また作動源は空圧・油圧・電気から選ぶことができ、さらにブレーキパッドの材質も用途に合わせて選択できるのが特長です。

ディスクブレーキの利用シーン

ディスクブレーキが利用される主な8つのシーンを紹介します。それぞれのシーンでお客様ごとに取り付け可能なスペースや求められる制動状態になるまでの時間、そして制動する物体の重さや動く速度などにより必要な制動力や適したディスクブレーキの種類が異なります。